選手だけではありません。マネージャーのための話もしています。女子マネージャーの子たちのやる気はすごい!!
選手・指導者向け講演
野球には、「これだけはしてはいけない」という“必敗法”があります。自ら負けるチームにならないために、どんな練習をするべきなのか。普段から何を意識すればよいのか。実際に甲子園であった例を取り上げながら、JK=準備と確認の大切さを伝えます。また、練習をするにあたっては、基準を知らなければいけません。目標とする基準がなく、ただやるのは自己満足。そうならないために、JK=時間と距離で甲子園基準を伝えます。
「こんなことやって意味あるんですか?」
やる前から、そう言ってなかなか始めない生徒がいます。どんな意味があって、どんな効果があるのかはやらないとわかりません。一見、無理だと思うことでも、TY=とりあえずやってみなければ、それが限界かどうかもわかりません。
また、何かを始めたとしても、すぐに結果を求める人が増えています。大きなことを成し遂げるためには、JK=地道にコツコツ、TY=続けてやる、徹底してやることが大事。野球だけではなく、JK=人生を変えるため、将来に役立つためにJKとTYの大切さを伝えます。
※中学生も多数参加されています。紹介する具体例、内容は毎回変わります。
ロボットのように指示に従う生徒をつくれば、ある程度の結果は出ます。
ただ、それだけでは限界があります。たとえば、打者に「初球から振れ」と言うと、狙っていない球でも全部初球から振るようになり、バッテリーに「3球勝負をしろ」と言うとどんな場面でも3球勝負をするようになってしまいます。言われたことをやるだけ、決められたことをやるだけでは、持っている力以上のものを出すことはできません。
そこで講演では、JK=自分で考える、自分で気づく、自分で工夫するために、問題を出して考える時間を設けます。仲間とコミュニケーションをとり、ひとつの答えを導く過程を経験することは試合にもつながります。決められたことをやるだけではなく、いかに気づく力を鍛えられるか。“アドリブ力”をつくっていくか。想定外に強くなるための訓練を行います。
予習必須・復習もできる参加型講演
選手が聞くだけにならないように、あらかじめ問題を渡します。
事前に問題を解いてもらい、当日、発表してもらいます。
実際に試合であった具体例や補足を交えながら説明していきます。
<選択テーマ>
・JK塾(知っておくべき準備・確認など基本中の基本です。初めての方はまずここから!)
・考え方・メンタル塾(能力はなかなか変わりませんが、考え方は一瞬で変わります!)
・配球塾<打者編>(打者として知っておきたい配球・狙い球・投手心理の考え方)
・配球塾<投手編>(投手として知っておきたい配球・狙い球・打者心理の考え方)
・分析塾(相手校を分析する際、どこを観ればいいのか。タジケン独自の視点を紹介)
・カバーリング・バックアップ塾(甲子園などの実際にあったプレーから解説)
・なぜあと1アウトから逆転されるのか塾(脳科学の視点から気をつけるべきことを紹介)
講演内容は既存のテーマにとどまらず、ご希望に応じて柔軟に対応できます。料金は人数により変わります。お気軽にご相談、お問い合わせください。
親向け講演
野球を始めた頃の息子さんの笑顔。見守っている親も楽しくなる光景ですよね。でも、残念なことに、野球のレベルが上がるごとに楽しさは減り、厳しさが増していきます。ライバルの実力も上がり、指導者の要求は高くなるからです。一生懸命がんばっている息子に、もう一度笑顔を取り戻してあげたい。野球をすることでよい思いをさせてあげたい。そんな親御さんの想いに応えるべく、話します。
多くのプロ野球スカウト、大学の監督と懇意にしているからこそ聞けたプロや大学・社会人が求めるのはどんな人材なのか? 求める人材に成長するために親御さんがやるべきことは何なのか? なぜ、息子がレギュラーになれないのかなど指導者に不満がある方、指導者と意見が合わない方には、その理由を説明します。
息子に試合で活躍してほしい、野球でよい大学に行ってほしい、プロ野球選手になってほしい・・・誰もが願う親の「当たり前」と野球界の「当たり前」には大きなズレがあります。それは、何なのか? 参加者からは「知らないことばかりでびっくりした」「今まで間違って接していることばかりだった。親がやるべきことがわかった」など好評をいただいています。この講演をきっかけに親が気づき、現場で子どもたちと接する指導者が指導しやすくなるように、そして、何よりも子どもたちが今よりもっと成長できるようにするために――。参加しなかった友人に思わず話したくなる話をお届けします。
<参加してくれた球児からの声>
野球においての賢さが自分はまだまだ足りないという気持ちになりました。打つだけ、守るだけのスポーツではなく、まずは考えることが大事だと思わせられ、自分の野球が覆された気分になりました。(兵庫県・Sくん)
今まで思っていたことがひっくり返された感じになりました。野球をもっともっと知りたくなりました。そうすることで、たとえ強豪校でも相手の弱点を突いていけると思いました。
(青森県・Sくん)
今回の講演は、この先の“道しるべ”のようなものになると思います。『弱くても勝てます』ではありませんが、一般高校がスポーツ校に勝つための“道しるべ”を与えていただきました。(兵庫県・Nくん)
講演を聞いて、いい選手を集めていなくても、いいところまで勝ち進めるという気持ちになりました。とても有名な強豪校でも基本的なプレーがずさんだったり、「しっかり目的を持ってすべてのプレーをしているわけではなかったんだなぁ」と甲子園がすごく近く感じました。これから基本的なプレーの徹底がさらに必要だと感じました。
(兵庫県・Mくん)
今まではただ心の中で「甲子園に行きたい」とか「優勝したい」と思っているだけで、実際には行動に表れていませんでした。今回の講演を聞いて、正直、甲子園を目指せている立場である自分たちがそんな生半可な気持ちでやっていては、支えてもらっている人に申し訳ないという気持ちになりました。
(青森県・Hくん)
自分の努力はまだ努力の「ど」もいっていないように思いました。野球は基礎が大切と聞きますが、基礎がどんなものかを詳しく知ることができました。野球をもっとがんばろうという気になれました。(青森県・Fくん)
強豪といわれる学校でもスキが多いから、自分たちにできることはまだまだあるという気分になりました。また、練習試合でも気を抜ける時間はないんだという気持ちになりました。自分たちのスキをなくし、相手のスキを見つけるためには普段の練習から心がけないといけないので、毎回の練習に集中して取り組もうと思います。全国は夢じゃないという気持ちになりました。(兵庫県・Hくん)